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韓国経済緊急診断(下)、韓国は規制共和国…新しい職業は誕生しない

規制が分けた職業の種類数、韓国1万2千 vs 米国3万 

  • 韓国経済緊急診断(下)、韓国は規制共和国…新しい職業は誕生しない
  • < 韓・米・日の職業種類比較 *資料=雇用労働部 >

「米国には3万種の職業があり日本にも2万5000種の職業があるが、わが国には1万2000種しかありません」。

韓国4大経済団体の各リーダーは、韓国製造業の危機に対する解決策として、規制を全面撤廃して新しい産業進出の通路を開こうと提案した。

去る14日、毎日経済新聞が主催した経済4団体の座談会で、イ・スンチョル全国経済人連合会常勤副会長は、「規制のため、わが国に新たな職業が生まれない。育成したい産業があるならば、葉っぱの規制だけではなく、ツルから抜き取らなければならない」とし、「これ以上消費者の手を通じて経済を生かす考えではなく、企業の手で経済を生かす政策が出なければならない」と語った。

たとえば政府が今年3月、規制長官会議を通じて自動車の改造産業関連の規制をまるごと解放するやいなや、クライスラーなど外資系自動車メーカーが河南市など即時投資を行うと参入したし、5兆ウォンほどの関連市場が開かれたという。新産業であればこのように、丸ごと規制を解いてこそ企業が新製品を供給でき、全体の経済成長を牽引できるということだ。

4団体の各常勤副会長は、企業人が再び活躍できる環境づくりが危機の根本的な解決策だと主張した。

金榮培(キム・ヨンベ)韓国経営者総協会会長(職務代行)は、「労働時間の短縮問題は、通常賃金の2倍程度になる爆風が予想される」とし、「司法府と労使の、両者間の妥協にのみすべてのことを任せるのは、政府と政界の職務遺棄」だと主張した。

李東根(イ・ドングン)商工会議所副会長は、「韓国の環境と労働規制は、グローバル基準よりも進んでいるケースが多い」とし、「あるいはまた、反大企業情緒が反企業情緒に拡大し、中堅・中小企業まで非難されるしまつ」だと指摘した。宋在希(ソン・ヂェヒ)中小企業中央会副会長は、「事実、新成長産業は別にあるのではなく、すべての分野が新たな成長産業」とし、「そのためには大企業と中小企業の協力生態系の造成とともに、優秀な人材の中小企業流入が必要だ」と語った。
  • 毎日経済_シン・ヒョンギュ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-11-18 17:44:40




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