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毎日経済が選ぶ 2014年の10大ニュース…国際編


国際原油価格の暴落、5年ぶりに最低

  • 毎日経済が選ぶ 2014年の10大ニュース…国際編
「祝福なのか恐怖なのか」国際原油価格が5年ぶりに最低水準に低下した。米国シェールオイルの生産単価が大幅に低くなり、生産量が急増して中東産原油と競争した結果だ。7月に100ドルを上回っていたウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)の価格は、5か月ぶりに半分に落ちた。原油の値が落ちて企業は生産費を下げることができ、個人は消費余力が増えた。精油化学などの関連業種を中心に長期低迷に陥ることがあるという警告も出ている。

アメリカとキューバ、53年ぶりに国交正常化

  • 毎日経済が選ぶ 2014年の10大ニュース…国際編
半世紀の間、犬猿の仲として過ごした米国とキューバが17日、国交正常化を宣言した。歴史的決断を下したのはオバマ大統領だった。オバマ大統領は「キューバ封鎖より開放が米国の国益に役立つ」という判断のもと、国交正常化を推進した。キューバとの敵対関係を清算し、米国内では「今や、北朝鮮だけが残った」という話が出ている。

アメリカに続いて日本まで…世界のお金ばら撒き戦争

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米国が2008年のグローバル金融危機以降、実施してきた量的緩和(QE)を10月29日に終了した。三回実施されたQEのおかげで、米国経済は「自分一人だけの好況」を謳歌している。日本も中央銀行を通じてお金を撒き続けている。お金が撒かれ、日本経済も円安効果を見ている。しかし、新興国は痛手を被っている。

ロシア、ウクライナ電撃侵攻

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去る3月、ウクライナに親西側政権が立つと、クリミア共和国で親ロシア系住民が住民投票を介してロシアの帰属を決定した。ロシアのプーチン大統領は、遅滞なく、併合案に署名した。西側はこのような状況を戦後秩序への挑戦と規定してロシアに経済制裁を加えた。プーチン大統領も退かなかった。ウクライナに兵力まで派遣した。

地球を驚かせたエボラの恐怖

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あまり名前を聞いたことのなかった「エボラ」ウイルスは、今年一年で恐怖の代名詞となり、世界を震わせた。ギニアをはじめとする西アフリカはもちろん、米国にまで広がっていった。世界保健機関(WHO)は、8月に国際非常事態を宣言したが、まだ確実な治療法やワクチンは開発されていない。WHOは、現在までに1万8000人がエボラに感染しており、このうち7000人が死亡したと集計した。

ジャック・マー(馬雲)のアリババ、アメリカで上場

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グローバルIT業界最大の事件は、中国の電子商取引企業アリババが米国で上場したことだ。9月21日の上場と共にアリババの時価総額は230兆ウォンに急増した。一瞬にしてFacebookとアマゾンを抜いて世界IT企業の中で、Google、Apple、マイクロソフトと共にビッグ4の位置についた。創業者のジャック・マー会長の財産が292億ドル(約32兆ウォン)にせり上がり、中国最高の金持ちとなった。

IS勢力拡大…ジャーナリストなど斬首

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アルカイダのイラク支部だった「イスラム国家(IS)」は、疎外されたスンニ派を糾合して、シリアのスンニ派武装組織を吸収して、中東を脅かす勢力に浮上した。「ISIL(イラクとレバントのイスラム国)」または「ISIS(イラクとシリアのイスラム国)」と呼ばれるこの組織は、6月、政教一致国家である「イスラム国家(IS)」の設立を宣言した。

アメリカのファーガソン事件に黒と白の葛藤が拡大

  • 毎日経済が選ぶ 2014年の10大ニュース…国際編
8月9日、米国ミズーリ州の小都市ファーガソンで銃声が鳴った。白人の警官ダレン・ウィルソンがコンビニで葉巻を盗んで逃亡した18歳の黒人青年マイケル・ブラウンに銃を撃った。青年は死亡しており、警察の過剰鎮圧を問題視した黒人デモが勃発した。三か月後、ミズーリ州の大陪審団がウィルソン警官について不起訴判決を下すと、デモは米国全体へ広がった。

香港住民10万人の民主化デモ

  • 毎日経済が選ぶ 2014年の10大ニュース…国際編
10月1日、香港政府庁舎前に市民10万人が殺到した。デモ隊は、完全な普通選挙を要求した。事件の発端は、中国全国人民代表大会が出した香港行政長官選挙制度改編案だった。候補推薦委員1200人のうち、半数以上の支持を得た候補2~3人だけが立候補できるようにしたものだ。推薦する委員の80%が親中国系であるため、中国の好みに合う候補だけが長官になれる仕組みだ。

周永康など中国腐敗勢力処断

  • 毎日経済が選ぶ 2014年の10大ニュース…国際編
胡政権時代に検察と公安などの権力機関を牛耳っていた周永康前政治局常務委員(72)が今月初めに拘束された。周永康に適用される罪目は、不正腐敗総合版と言える。本人だけでなく、息子、親戚、情婦が利益を得ることができるように不当な影響力を行使したものだ。
  • 毎日経済 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-12-26 04:01:05




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