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パク・ウォンスン市長、首都ソウルの未来を論じる

「韓電跡地の開発…マリーナベイを飛び越える」 

  • パク・ウォンスン市長、首都ソウルの未来を論じる
△写真=ソウル都市競争力の解決策を議論するために、ソウル市と毎日経済新聞が一堂に会した。28日、ソウル市庁市長室でパク・ウォンスン市長(上列左第4)がソン・ヒョンドク毎日経済新聞編集長(下段左第3)の質問に回答している。 「首都ソウルの未来を論じる」をテーマに行われたこの日の集団インタビューは、支庁近くのソルロンタン屋の朝食から始まり、市長室に席を移しながら3時間以上行われた。 [イ・チュンウ記者]

「今後、ソウルの食べ物は最終的に観光やエンターテイメントになります。江南の韓電跡地一帯の国際交流複合地区を、MICE(国際会議・褒賞観光・コンベンション・展示会)型複合リゾートであるシンガポールのマリーナベイ・サンズ以上にするつもりです」。

朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長は28日、ソン・ヒョンドク毎日経済新聞編集局長などデスク陣と「首都ソウルの未来を論じる」をテーマに開かれた集団インタビューでこのように述べた。

経済振興室・都市計画局を含むソウル市の主要な室・局長など15人と、毎経のデスクと記者13人が一堂に会した席でパク市長は、「私たちはマリーナベイよりもはるかにうまくやれる」とし、「三成洞一帯は十分にそうなれるし、ソウルのランドマークになりうる」と強調した。パク市長は「三成洞一帯は地下鉄2号線と9号線が通っており、慰禮(ウィレ)線と首都圏広域急行鉄道(GTX)も乗り入れ可能で交通天国になる」とし、「MICE産業の核心は再訪問率を高めるところにあり、ソウル一帯の歴史資源などの観光資源と連携して開発すれば、シナジー効果をもたらすことができる」と語った。

パク市長は高付加価値サービス産業の育成と関連して、「ソウルの金融産業を釜山などに分ける分散政策は適切ではない」とし、中央政府への苦言を呈した。パク市長は「金融の中心地を一個都市に集めたところで中国と競争できるかできないかなのに、金融ハブを引き裂いてしまった」と批判した。

パク市長は最近、国内の人民元清算銀行の発足に対しては「ソウルが人民元のオフショアのハブとして発展できる方案を考えるつもり」だとし、「ソウル式金融産業の活性化方案を構想中」だと語った。来年の上半期に企画財政部と共同発表する漢江マスタープランについては、「拠点べつにランドマークを作り、シャトルで連結するという計画」だとし、「一般人の出入りが統制されたパム島を公開して、漢江歩行橋を作って都心活性化の契機にする」と力説した。市長は続けて、「倉洞(チャンドン)と上渓洞(サンゲドン)に超高層複合開発を誘導し、もう一つのメガロポリスとして育てるつもり」だとし、「蚕室5団地の最建築は世界の建築プロジェクトになるようにしたい」と語った。

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  • < 低くなるソウルのグローバル経済力順位 *資料=ATカーニー「グローバル・シティ・インデックス」順位 >

毎日経済とソウル市が今回の座を設けたのは、グローバルな大都市間の競争が激化する中で、首都ソウルの都市競争力はますます低下しているという危機感に対し、両機関が意見を交わして代案を模索しようという趣旨だった。

最近、米国のコンサルティング会社ATカーニーが分析した「2014年グローバル都市指数(GCI)」によると、ソウルは以前の調査にくらべて4段階落ちた12位にランクされた。ソウルが10位圏外に押し出さのは初めてだ。一方、競争都市の東京(4位)や香港(5位)と北京(8位)などはすべて上位に名を連ねた。
  • 毎日経済_キム·ジョンファン記者/ドアジウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-12-28 19:23:41




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