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米国で「P-TECH」学校が人気…韓国もベンチマーク

オバマが絶賛した「高校+専門大」、韓国も導入 

高校課程後の5年間、特定企業が必要とする専門教育課程を学べば就職が保証される「高等専門学校」が今年導入される。教育部は米国の代案学校を模範に、韓国型「P-TECH(Pathways in Technology Early College High School)」学校を開設する計画だ。

ファン・ウヨ社会副総理兼教育部長官は22日、2015年の大統領業務報告でこのような計画を明らかにした。ファン長官は、「高校入学の段階から就職を保障され、将来の職業と連携した職業教育を通じて熟練技術人に成長する、雇用保証型の高等専門学校を今年から試験導入する」と明らかにした。

教育部は今年、全国16の学校をモデル校に指定して、高等専門大学の形態で運営する。約480人の学生が就職を保障され、「3年(高校)+2年(専門大学)」に該当する5年間の職業教育を受けることになる。教育部は雇用部と企画財政部などの関係部処と協議して、高等専門学校の参加企業を発掘して今年5月までに学校事業者を選定し、9月から試験的に学校を運営することにした。

このような学校形態は、米オバマ大統領が教育改革のベストプラクティスとして絶賛した「P-TECH」学校をベンチマーキングして導入されるものだ。去る2011年に開校した「P-TECH」は、米国のIT企業IBMが主導してニューヨーク市やニューヨーク市技術大学と提携して作った実験学校だ。しかし、反発も少なくない。

地方のA専門大学の総長は、「既存の専門大が大企業に必要な技術者を供給している」とし、「大学の構造改革の趣旨にも合わない」と語る。

雇用労働部は今年から、100カ所の公共機関の採用に学歴・スペックではなく、国家職務能力標準(NCS)ベースの職務能力評価ツールを適用すると報告した。特に公共機関は今年から、採用スケジュールや職群・職務別の業務内容と必要能力や採用基準などを、採用時点より少なくとも3ヶ月から1年前に公開することにした。
  • 毎日経済_キム・ギチョル記者/ムン・イロ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-01-22 17:35:24




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