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韓国気象予報の精度…黄砂60%・微小粒子状物質83%


未来を予測することは気象分野も同様だが、正確に当てることは難しい。微小粒子状物質(PM10/PM2.5)は精度が83%、黄砂は60%ラインだ。韓国は黄砂予報は気象庁では、微小粒子状物質予報は環境部が当たっている。

気象庁によると、黄砂予報は黄砂が多く発生する乾燥した中国北東部のゴビ砂漠地域・満州地域・内モンゴル地域などの天気図を、注意深く観察することから始める。気象庁の関係者は、「この場所の低気圧の動き、強風地域などを注意深く見る」とし「数値モデルのようなシミュレータを使用して、ほこりが発生するかどうかを判断し、低気圧がどちらに動くかどうかを予測することが重要だ」と説明した。もし黄砂を発現したとしても、韓国にどのように入ってくるのかを知るためには、風の方向と強さなどの全体的な気流解析が必要だ。この過程で、韓国に近い満州地域は早い場合は12時間で黄砂が韓半島に到着するために、予備警報を下すこともある。

国民が持っている黄砂予報への不信に対して、気象庁は「精度の問題」だと説明した。気象庁の関係者は、「十日以内に黄砂がありうるという式の予報は誰でもできる。重要なことは、日付と範囲を狭めること」だと述べた。

気象庁によると、2014年の黄砂予報の精度は60.6%に過ぎなかった。

微小粒子状物質予報は、昨年5月に設立された国立環境科学院の大気質予報センターで実施する。

大気質予報センターは、一般的な天気予報と国内外の汚染物質の排出量データなどを10の大気化学モデルに入力して、地域別に微小粒子状物質予報を提供している。

環境部は昨年83%レベルだった微小粒子状物質予報の精度を、今年は85%のレベルに引き上げることを目標に掲げた。ソン・チャングン大気質予報センター長は、「微小粒子状物質予報が改善されるには、大気化学モデルをより多様なモデルに拡大し、モデルの質を高めなければならない」とし、「数値モデリング手法を継続的に改善しているところ」だと説明した。
  • 毎日経済_パク・ユンス記者/ウォン・ヨファン記者/パク・チャンヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-03-20 15:53:31




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