トップ > コラム > FOCUS > 大韓民国の上位1%が住んでいる富村…方背洞

大韓民国の上位1%が住んでいる富村…方背洞

江北から江南までの代表的な富村10カ所…10. 方背洞 

  • 大韓民国の上位1%が住んでいる富村…方背洞
10. 瑞草区の方背洞

瑞草区のソレ村から西に下ると、銅雀(トンジャク)駅に行く前にカフェ通りが出てくる。ここを中心にずっと降りていくと、7号線の内方(ネバン)駅が出て来るが、ここを中心に、国軍情報司令部と連結しているソリプル公園の一帯には、大型の高級ヴィラ村が並んでいる。方背洞(パンベドン)のヴィラ団地が上側のソレ村と下側の瑞草洞タウンを連結する輪の役割をしているわけだ。

方背洞のヴィラ団地に住んでいる最も有名な人は、朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長だ。朴市長はここにチョンセ(一括払いの住宅保証金型賃貸)で住んでいた。過去、ここには大宇グループの創業者である金宇中(キム・ウジュン)前会長をはじめ、イス(梨樹)グループの創業者である故金埈成(キム・ジュンソン)名誉会長なども居住していた。俳優イ・ソジンとク・ヘソンも、ここの住民だ。

ソウル郊外の新興富村、西板橋と器興団地

この他も、京畿道の板橋と龍仁市の器興もまた浮上している富村の一つだ。このうち、最近開発された西板橋はタウンハウスが続々建ち、首都圏の代表的な富村として急浮上している。

西板橋のランドマークは断然、京畿道・城南市・盆唐区・雲中洞のアペルバウム(ApelBaum)だ。ここには化粧品会社のトニーモリー(TONYMOLY)のペ・へドンとチョン・スクイン会長夫妻をはじめ、キッチン生活用品メーカーのロックアンドロック(LOCK&LOCK)のキム・ジュニル会長、株式会社ウンサン(Eunsan)のチョン・インゴル会長、ポスコのチェ・ジョンテ副会長、LPG専門会社のE1(旧LGカルテックスガス)の具平会(ク・ピョンフェ)名誉会長の夫人であるムンナム夫人などが住んでいる。

また、洪明甫(ホン・ミョンボ)元サッカー代表監督と新世界グループの鄭溶鎮(チョン・ヨンジン)副会長、第一毛織の尹柱華(ユン・ジュファ)元代表などが西板橋の住民だ。

京釜高速道路・器興ICを抜けて出て、コリアCCに沿って上っていくと、登場する龍仁市器興区はまさにヨーロッパの別荘スタイルの高級ヴィラだけだ。ただ全体を鉄条網で取り囲んでおり、警備員が一般人の出入りを厳しく禁じている。

ここは閉鎖的な他の富村とは異なり、入居者同士の交流が活発だ。また、東亜建設の崔元碩(チェ・ウォンソク)元会長をはじめ、財閥家の別荘が多く位置しているが、外換危機を経験しながら高級タウンハウスに変身した。

しかし、依然として仕事から引退した彼らが田園住宅として使用したり、別荘方式で運営されているところが多く、平日には点灯していない家が相当数ある。

<終わり>
  • 毎日経済Luxmen第54号(2015年03月)ソ・ジョンヨル、パク・ジフン記者/写真=毎経DB | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-04-28 15:58:10




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア