厨房家電も超高価プレミアム時代(1/2)


「持った者には完璧な贈り物、そうできない者にははっきりとした目標」

サムスン電子とLG電子が先月、米国ラスベガスで開催された、世界最大の消費者家電ショー「CES2014」で、プレミアム厨房家電のラインナップを、先を争って打ち出しながら、韓国の消費者に新しい場が開かれた。

これまで、韓国のプレミアム厨房家電は、一部の輸入家電社を中心にした、制限的な市場だったなら、今では、選択肢が多様になった。料理専門家が設計した機能性を持ち合わせた冷蔵庫を買うのか、家具と調和を成すオーブンを選ぶのか、そうでなければ、伝統のヨーロッパブランドを選ぶのかは、完全に消費者の役割だ。

価格は、当然高い。ある製品は、既存の家電製品価格の2倍を超える。このため、さらにプレミアム厨房家電のアイデンティティーが明らかになった。所有した者にとっては完璧な贈り物だが、所有できない者には、はっきりとした目標が生じてしまったということ。ラグジュアリーカーを眺める視線と変わりがない。

Miele(ミレー)冷蔵庫

料理シェフと手を組み、機能性を全面に出したサムスンの「シェフコレクション」

サムスン電子が打ち出したプレミアム家電「シェフコレクション」は、米国市場でビルトイン厨房家電用として初披露した。先月披露したこの製品群は、冷蔵庫・食器洗浄機・オーブン・電子レンジなど、合計4つの製品で構成された。製品の企画段階から、専門シェフの意見が反映されたというのが特徴。冷蔵庫を、例えば、シェフが肉類や魚を料理する時、薬味につけて冷蔵保管する場合があるが、このような漬けた状態の食材を新鮮に保管できるトレーと、冷蔵区域を別途に作っておいたという具合だ。大きさも世界最大容量で、34キュービックフィート(韓国では約1000ℓ)だ。

シェフコレクションのオーブンは、シェフが使用する専門家用オーブンのように、区域ごとに温度を変えて維持・調節できるようつくった。一般家庭で使うオーブンの場合、温度が同一に上がるため、食べ物によって、ある食べ物は焦げる程に過度に調理される。しかし、オーブンの台ごとに温度を変えて調節できるなら、このような問題は消え去る。調理時間も画期的に減る。これにより、製品の外観もまた、プラチナムブラッシュステンレス(Platinum Brushed Stainless)でつくり、飽きにくく、時間が過ぎても痛まないようにした。一般のスチールやステンレス製品は、使用していると表面に傷がいくものだが、このような問題を解決するため、素材を変えたというわけだ。

サムスン電子は、まず、米国市場で「シェフコレクション」を先に披露し、上半期のうちに韓国市場にも、冷蔵庫から順番に発売する計画だ。プレミアム製品であるだけに、価格は既存の家電製品の価格より、はりかに高くなる展望だ。まず、米国現地で発売されるシェフコレクション冷蔵庫の価格が、約6000~7000ドル、食器洗浄機が1600~1700ドル、フルオーブンが3000ドル台で、シェルコレクション4種類をすべて購入するようになると、最低1万ドルの水準だ。このため、韓国でシェフコレクション冷蔵庫が、似た価格帯で発売されるとしても、700万~800万ウォン台の値を付ける展望だ。現在、市場で発売された最高仕様のサムスン、ジペール冷蔵庫が450万~500万ウォン台であることを勘案すれば、シェフコレクション冷蔵庫は超高価であるということだ。

  • (上)サムスン電子「シェフコレクション」冷蔵庫、(下)サムスン電子「シェフコレクション」オーブンレンジ

  • 毎日経済産業部_ハン・イェギョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-02-07 14:29:28