「韓国都市計画の光と闇」…60年代韓国建築を再照明


1960年代末は国家主導の開発計画が、建築家のビジョンともつれた時代だった。金壽根(キム・スグン)とユン・スンジュンやユ・ゴルなどを中心に、1965年に設立された国営建設土木技術会社である「韓国総合技術開発公社(技公)」は京釜高速道路と浦項製鉄、港湾や橋梁などはもちろん、世運商街(セウンサンガ)、九老貿易博覧会、エクスポ70韓国館などの記念碑的な事業を導いた。

今年のベネチアビエンナーレ第16回国際建築展の韓国館は、まさにこの「技公」が残した遺産を照明する。今日まで韓国建築界に影響を及ぼしている技公の遺産を「幽霊」に設定し、韓国建築史士でこれまでよく扱われていない時代を再照明するものだ。

21日、韓国文化芸術委員会は記者懇談会を開き、今年のベネチア・ビエンナーレでパク・ソンテ芸術監督(53・チョンリム建築文化財団常任理事)が展示を総括し、チェ・チュンウン、パク・チョンヒョン、チョン・ダヨン各氏の共同キュレーターが企画して展示を披露すると発表した。

韓国館のテーマは「ステートアバンギャルドの幽霊(Spectres of the State Avant-garde)」だ。パク芸術監督は「技公の作業は韓国の都市計画の原型であり、初期の産業化を主導したにもかかわらず、後の歴史に記録されずに破片だけ残った」と語った。

韓国館は国家主導型前衛という、矛盾したプロジェクトを可能にした韓国の特殊な都市建築計画の光と闇を同時に見せる予定だ。展示は2つの技公アーカイブと7人の参加作家の新作で構成される。建築家キム・ソンウ氏、チェ・チュンウン氏、建築会社「バレ」、設計会社「メディアアーティスト ソ・ヒョンソク、写真家のキム・ギョンテ氏、小説家のチョン・ジドン氏などが参加し、ジャンルを横断する展示を披露する。

2018年ヴェネツィア・ビエンナーレは、アイルランドのダブリンで活動する女性建築家イボンヌ・ファレル(Yvonne Farrell)氏とシェリー・マクナマラ(Shelley McNamara)氏を総監督に、「フリースペース(Freespace)」をテーマに5月26日から11月25日まで、ヴェネツィアのジャルディーニ公園とアルセナーレ一帯で開かれる。

  • 毎日経済_キム・ヂヘ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-03-21 20:10:59