解説 | ハングル:날방 ハングル発音:ナルバン 意味:出演者が苦労しなくても進行されるテレビ番組 解説: ナルバンとは司会者があまり大変ではないテレビ放送のことだ。生で食べるバラエティ番組(날로 먹는 예능방송)を短くした言葉だ。韓国で「生で食べる」という言い回しは特段の調理過程を経ずに食べるということで、手間をかけたり苦労をせずにある物事を手に入れることを指す。 放送局間での視聴率競争が激しくなったため、芸能番組の録画は非常に厳しいスケジュールで進行される。平凡なトークショーも撮影時間が3~4時間は基本であり、リアルバラエティーは夜通し撮影をする場合も珍しくない。芸能番組出演者がへとへとになるほど酷使される。 ナルバンはこれとは正反対だ。司会者がすることはあまりない。肉体的、精神的に楽で、廃止される可能性も少ない。このため、このような番組に出演するための芸能人の競争は熾烈だ。 ナルバンという言葉は、コメディアンのイ・ギョンギュが芸能プログラムで頻繁に使用して概念が確立された。 現在放送中の番組の中でナルバンとして選ばれる代表的な場組は、KBS2の『VJ 特攻隊』と『生き生き情報通』、SBSの『TV動物農場』と『瞬間捕捉 世の中にこんなことが』、MBCの『私たち結婚しました』などだ。日曜日の朝に放送される『TV動物農場』は、ナルバン界の伝説級として通っている。 ナルバンの条件 1. 室内スタジオで進行 2. 放送時間のほとんどを準備された資料画面で埋める 3. アドリブがほとんどなく、作家が用意してくれたコメントで進行する
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