解説 | ハングル:주침야활 ハングル発音:チュチムヤファル 解説: 騒音に慣れてもよさそうですが、仕事に集中することが難しい場合があります。これにより、最終的には「もう夜に働いて、昼間は寝よう」という方向へ日課を変えることになります。 1970~80年代にフォークソング歌手として有名だったソン・チャンシクは20年以上、昼と夜を逆転させて暮らしていたそうです。周囲が静かな夜、星の光が降り注ぐ夜に働いて、昼間は眠るチュチムヤファル(주침야활 / 昼寝夜活)を非常に早い段階から取り入れたわけです。日光があまりにも嫌いでクッキングホイルでウィンドウをすべて隠し、チュチムヤファルをするクラブのDJが「火星人ウイルス」という番組に出演したこともあります。 チュチムヤファルする人のタイプ(類型)は、2つあります。まず、仕事上夜働くことしかできない人です。軍人や警察、消防、看護、宅配会社の従業員、各種運輸会社の従事者、コンビニエンスストアやネットカフェのアルバイトなど、本当に多いです。夜遅くにならなければアイディアが思い浮かばない作曲家や小説家も専門のフクロウ族に含める必要がありますね。 もう一つのタイプは、仕事のない失業者です。最初から仕事がなかった無職の人より学校を卒業したり、会社を辞めた後に失業者になった人がチュチムヤファルする可能性が高くなります。朝早く起きなければならないという圧迫感から解放されたため寝坊が続いて、そのうち生活パターンがチュチムヤファルに固定される確率が非常に高いです。 ところが失業者の場合は、「ファル(活)」は外に出てお金を稼ぐことでないだけに、部屋の隅やネットカフェに行って、インターネットやゲームにはまる場合が一般的です。非常に悪いケースとしては自らの健康を損ねて廃人になる可能性が高いチュチムヤファルです。チュチムヤファルという言葉が流行したのも考えてみれば、インターネットにはまって暮らす無職の人たちが生じてからです。 |