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リニューアルオープンした斗山タワー(doota)、イ・サンボム代表

ファッションリーダーなら誰でも訪れるグローバルショッピングの聖地を作りたい 

  • リニューアルオープンした斗山タワー(doota)、イ・サンボム代表
  • < 斗山タワー(doota)のイ・サンボム代表 >

「ファッションはよく分からない。しかし、ショッピングモール運営に関連する研究は多くした。過去15年間、顧客中心の経営・透明経営を原則としてきた」

斗山タワーのイ・スンボム代表は東大門ファッション商圏の主である斗山タワーを創立時から引っ張ってきた秘訣をこう要約した。イ代表は「変化の焦点は顧客」としながら「顧客の目線に合わせて競争力を育てなければ淘汰されない」と強調した。ファッションの専門家でもない彼が長い間ドゥータをリードしてきた秘訣には入店商人との絶え間ないコミュニケーションも一役買った。

彼はドゥータのオープン当初から入店商人たちに会い、また会った。その商人たちと交流して接点を探していく過程を経験し、いまだに初期の入店商人の30%はドゥータで営業をしている。 5年ぶりにリニューアルをし、再契約がされていない数人の商人たちとしばらくの間、摩擦もあった。最終的にはオープンの日程を多少延ばして、再入店を希望する一部の店舗は対応する方策として妥協案を用意し、今月初めにリニューアルオープンした。

イ代表は「ドゥータの三番目の改装オープンをきっかけに、さらに新鮮で感覚的なファッショントレンドを披露し、グローバルスタンダードに準拠したショッピングランドマークを再誕生させる」と抱負を明らかにした。彼は「韓国人はファッション感覚に優れ、ファッションアイテムの需要も高いにもかかわらず、顧客のニーズを実現することができるファッションショップスペースは少ない」とし、「国内外のファッションピープルが集まる『グローバルドゥータ』を作るという壮大な計画の下、今回のリニューアルを進行した」と説明した。

買い物客の便宜のための店舗の大型化と高級化により、店舗は1999年の創立当時の1900個から、今では450個に大幅に減少した。おかげでリニューアルの反応もいい。オープン3週間の売り上げが昨年同期より20%増えた。特に女性の服は、リニューアル前より35%売り上げが伸びた。

イ代表は「営業時間を短縮し、店舗も減らした点を勘案すると、有望な成果」とし、「ドゥータ広場『ソンクンガーデン(Sunken garden)』と8階の専門レストラン工事が完了する翌月の20日以降には、より急速な成長が見えることを期待する」と述べた。

デパートと差別化された色で、グローバルファッションピープルたちのショッピングの聖地にするという野心的な目標を立てたドゥータが、今回のリニューアルで最も力を入れたのは、まさにファッションブティックだ。既存の60余りの店舗から100店舗へと全店舗の25%をデザイナー店舗に割いた。

ショッピングモールの看板階である1階にデザイナーブティックを布陣させ、女性のライフスタイル、好みに応じた都市女スタイル、キューティースタイル、ボヘミアンスタイルに、各フロアのコンセプトを細分した。すべての階にスワッグ族、キダルト族などのファッションのトレンドセッターたちのさまざまなライフスタイルを反映した店舗を出店させたのも特徴だ。

リニューアル前には一日平均5万人、毎月30か国の外国人が訪れたドゥータはグローバルスタンダードに合わせたサービスのために正札制は基本、販売時点情報管理(POS)システム、タックス・リファンド(Tax Refund)、言語サービスも備えている。

■ He is...
△1952年生まれ △1971年普成高等学校卒業 △1981年成均館大学経済学部卒業 △1980年斗山グループ入社 △1984年斗山電子経理 △2000年(株)斗山タワーBUビジネス・斗山タワー代表取締役 △2004年東大門観光特区協議会副会長 △2011年斗山グループ副社長
  • 毎日経済_キム・ジュヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-09-28 17:08:35




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