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「一日12時間働き、休日増やす」…製造現場を変えたMZ世代


1980年代~2000年代初頭に生まれた「MZ世代」が、国内産業現場の生産方式と勤務形態まで変えている。働くときは集中度を高めて長時間働き、休む時はひといきに長く休むことができる形を好む従業員が増え、大企業を中心に「4組2交代」勤務制が広がっている。 4組2交代とは、4つの勤務組のうちの2組は1日12時間ずつ昼夜交代勤務を行い、残りの2組は休む勤務形態をいう。一日の勤務時間が12時間に増えて集中勤務に対する負担は大きくなるが、事実上は週に半分だけ出勤する仕組みなので若手の従業員に人気が高い。

23日の業界によると、SKイノベーションは去る8日から蔚山コンプレックス(CLX)でこれまでの「4組3交代」勤務を「4組2交代」勤務に転換して試験運営を行っている。会社創立以来で初めて交代勤務形態を転換する措置だ。

SKイノベーションは昨年9月、蔚山CLX労使共同タスクフォース(TF)を作り、内部メンバーの意見を総合して運営案を設けた。これにより、蔚山CLXの職員は週間2日勤務後2日休業、夜間2日勤務後2日休業という形式で働いている。SKイノベーション蔚山CLXで働くある従業員は「後輩社員が好むという新しい交代勤務のために労使が一緒に決めたようだ」とし、「家族と多くの時間を過ごすことができ、自己啓発などのウォラバラ(Work-life balance/ワーク・ライフ・バランス)側面でも満足度が大きいだろうと期待している」と語った。

GSカルテックスと現代オイルバンクも最近、会社構成員のあいだでの協議を経て、一線現場での勤務形態を変えている。 GSカルテックスは昨年9月からヨス工場で4組2交代勤務制を試験運営しており、現代オイルバンクは昨年11月から1年間、ソサン工場で4組2交代勤務制を実施することにした。エスオイルは2年間の試験運営を経て昨年1月、精油業界では初めて4組2交代勤務制度を公式化したことがある。

これまで国内大企業の産業現場では勤務組を4つに分けて、一日8時間ずつ回しながら働いて休む「4兆3交代」勤務が一般的だった。定期的に午前・午後・夜間組の配置を変更する仕組みで、緊急事態発生時には代替勤務人材を即座に投入できるという利点がある。勤務時間が相対的に短くて疲労度は低いが、旅行や休息などのための個人時間も同時に減ることになる。

一例として、大企業のA社は昨年まで16日を周期とする4組3交代勤務制を運営した。 A社の役員は4日(勤務)~1日(休務)~4日(勤務)~1日(休務)~4日(勤務)~2日(休務)という構造を繰り返しながら1年に274日出勤した。しかし最近は2日(週間)~2日(休務)~2日(夜間)~2日(休務)構造の4組2交代に変えて、年間総勤労時間は同じだが出勤日数だけが184日に90日ほど減った。

若手社員の好みを勘案して、主要企業は「仕事と生活のバランスのための業務環境づくり」などを掲げ、4組2交代制の導入を積極的に検討している。長いあいだ4組3交代体制で勤務してきた古参職員の中には負担を訴える人もいないではないが、このような変化はさらに速くなる見通しだ。

国内大企業の中で4兆2交代を最初に導入したのはポスコだ。ポスコは2010年から4組2交代制を実証した後、2011年に全面的に導入した。現代製鉄でも4組2交代をめぐる議論が盛んに行われている。

半導体業界でも4組2交代制への転換に関する議論が始まった。半導体用シリコンウェーハメーカーのSKシルトロンは4ヶ月間の試験運営を経て、昨年11月から慶北・亀尾工場を対象に4組2交代を導入した。 SKシルトロンは社内掲示板などで4組2交代の声が高まると、賛否投票を経て勤務形態を変更した。
  • 毎日経済 | パク・ユング記者/ムン・クァンミン記者/チョン・ユジョン記者
  • 入力 2022-02-24 00:06:20