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ウェアラブルに特化したキッズフォン、子ども用教育アプリなどがヒット


  • ウェアラブルに特化したキッズフォン、子ども用教育アプリなどがヒット
  • < 人気の高いモバイルキッズ製品・サービス >

会社員のイ某さん(34)はクリスマスを控えて、小学校に通う甥に腕時計型の携帯機器を買ってやるか悩んでいる。

イさんは「同じクラスや同じアパートに住んでいる友人が着けているから欲しそうだ」とし、「20万ウォン台だから大きな負担もなく、年末の贈り物には良いアイテムみたいだ」と語った。

幼児・児童のための機器のコンテンツ事業が、ウェアラブルとモバイル時代を迎えて人気を集めている。いわゆるMキッズ(モバイルキッズ)商品やサービスと言えるが、企業はキッズ用のコンテンツをPCよりはモバイル向けにまず出荷する傾向にある。

4日、SKテレコムは「JOONキッズフォン」の加入者が、11月末時点で8万人を超えたと明らかにした。7月に初めて発表した後、5ヶ月めでおさめた成果だ。来年の1月頃には10万加入者を突破すると、会社側では見込んでいる。SKテレコムの関係者は、「従来のキッズ製品は球形フォンやサイズが小さい携帯電話という水準だったが、今はウェアラブル形態で出ている」と語った。

KTとLGユープラスも「U安心お知らせサービス」や「U+キッズオン」などを、今年の第4四半期から出荷した。LGユープラスの「U+キッズオン」はウェアラブル形態で、保護者の電話自動受信機能を提供して人気を集めている。

LG電子が作ったキッズオンは韓国での反応が良く、欧州市場にも出荷した状況だ。

昔からキラーコンテンツとして認められた幼児用アプリも、利用者が増えて進化している。これまでは「ポロロ」や「ココモン」のように、テレビや本でまず先にヒットしたキャラクターがモバイルアプリとして作られた。しかし、今はモバイルアプリでまず人気を集めた後、テレビや本で発売される。

サムスン出版子会社のスマートスタディの「ピンクポン」が代表的な事例だ。ピンクポンは現在、国内のGoogleプレイストア教育分野で最高の売上げ1~3位を記録している。12月3日現在、上位10位圏内の5つをピンクポンTVと「フォニックス英語童謡」が席巻している。

ビジネスモデルも変化した。これまではスマートフォンのアプリ内で購入する「アプリ内購入」に依存していたが、ピンクポンTVは月額ストリーミングサービスを提供し、アプリストアの上位ランクを占めている。

会社の関係者は、「国内でも人気があるが、英語圏の国でも人気が高い。来年は本格的に海外進出をねらう予定」だと語った。

外信によると、Googleは12歳以下の子供のための検索やYouTubeを準備している。子供たちがインターネットを使用しないようにするのではなく、安全で楽しく使用できるようにして、子供が何を使用するのかを両親が監督できるようにするという趣旨だ。
  • 毎日経済_ソン・ヂェグォン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-12-04 17:25:58




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