[老テク①] 人生100歳時代、65歳夫婦一月生活費210万ウォン

30代から準備してこそ老後30年が幸福 

人間寿命100歳時代、「老テク」終着地は幸福だ。誰でもこの世の中に生まれ、世間知らず学窓時代20年、目が回るほど忙しい職場生活30年余りを終えてみると、2部の人生が始まる。すべてのことから自由になる時間だ。火のように燃え上がっていた欲望と執着も、空を突いていた豪気もしおれるものだ。

前だけ見て走ってきた半世紀をのんびりと振り返ってみる時だ。しかし現実は相当異なる。2012年基準、韓国人の平均寿命は81歳だが平均退職年齢は50代序程度で、その時期がとても速いからだ。結局、会社を辞めた後30年近い歳月を「自分ひとりで」生きなければならない。与えられた業務や収入、職場の同僚もいない。いかに「長寿リスク」という言葉まで登場しただろうか。

「老テクが重要なのは平均寿命延長などで様々な危険要素が発生したからだ。一般的に職場人の場合、定年以降にも最低30年以上の人生が持続される。この期間をどのように切り盛りしていくのかをあらかじめ予測し、財務的あるいは非財務的に準備しようとする努力が必要だ」。ハンファ生命江南店FAのキム・ギフンセンター長の言葉だ。

財産を集めるため「財テク」」をし、税金を減らすため「税テク」をするように、幸福で余裕ある老後を送るためには、老テクが必須だ。必ずしも財産増殖だけではない。腹を割って付き合える友達はもちろん、余裕ある時間を楽しむことのできる体力もともに支えてくれなければならない。老化現象が始まりながら健康にも赤信号がつき、友達もひとりふたりこの世界を去るためだ。

しかし、韓国の中・壮年層の経済的老後準備は、ほぼ落第点水準だ。年齢代別では60代以降が最も劣悪だと知らされた。専門家はその原因を、退職後公的年金や個人年金恵沢をほぼ受けられないためだと見ている。米国やヨーロッパなど、先進国と克明に差が出る部分だ。

▶ 65歳夫婦、一月生活費210万ウォン

実際、韓国の社会福祉システムは、国民年金と退職年金、個人年金など3層保障ローンに基礎を置いている。とくに、公的年金受給者は30%台水準で、その金額も老後を生きていくには途方もなく不足な金額だということ。しかし、65歳夫婦が老後生活を切り盛りしていくためには、最低月210万ウォン程度の生活費が必要だと調査された。よって、事前に準備しなければ経済活動期の生活水準と大きな格差を見ることになりかねないのが私たちの現実だ。

IBK企業銀行漢南店PBセンターのカン・ミング副センター長は「OECD先進国では引退後、生活費を公的年金で充当する比率が60~70%にもなる。しかし、韓国はせいぜい20%程度にしかならない」と指摘し「結局韓国の老人は、社会保障がうまく整った先進国老人より数倍さらに老テクに神経を使い、努力してこそ幸福で余裕ある老後生活を楽しむことができると見通す」と話した。

それならば、老テクはいつ始めるのが適切だろうか。その答えは「早ければ早いほどよい」だ。財テクの基本は「誰が元手を早く集めるか」だ。老テクもやはり誰が先に準備し、始めるかに成功可否がかかっているといっても過言ではない。

▶ 複利効果活用、早ければ早いほどよい

キムセンター長は「老テクにも複利効果は適用される。たとえ経済的に小さな金額でも、早く始めればとてつもない複利効果を享受することができる。老年にできる新しい仕事に対する準備も、若い時からきちんと計画を立て、進行するなら多くのお金をかけなくてもよい結果をもたらすことができる」と話した。

これとともに、財産を形成する過程、すなわち集める方法が以前より複雑になり、長期戦に変わりながら問題がさらに難しくなった。KDB大宇証券WMC道谷店PBセンターのカン・チェミンチーム長は「老テクを早くから準備すれば、長期間にわたった複利効果で必要貯蓄金額の減少効果をみることができる。とくに大部分の節税商品は基本的に長期商品だという点を気にかけておかなければならない」と話した。

もちろん、現実は侮れない。卒業と就業、結婚が続きながら、ほんのわずかな月給で各種生活費と住宅準備資金、子女教育・結婚資金などを用意するのも手一杯だ。そのうち老後資金準備は自然と後順位に押されがちだ。ウリ投資証券プレミアブルー江南店PBセンターのチョ・チェエヨンチーム長は「たとえ開始段階にはとても少ない金額だろうが、目的資金が少しすつ解決されるたびに老後準備資金比重を少しずつ増やしていくのが望ましい」と話した。

<続く>
  • 毎日経済.Citylife_文:キム・ドンシク記者/写真_毎日経済DB | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-01-22 10:51:34