Q.「私たち結婚しました（ウギョル）」歴代カップルを振り返る（第1期 / 全4期）
| A. | MBCの日曜日の夕方に放送されるバラエティ番組『イルパム』は、かつて視聴者を掌握していました。他の追従を許さない視聴率を確保したこともありました。 最近では、タレントが軍隊に行く番組である『本当の男』が善戦して視聴率10％を越えていますが、リーズ時代を思い出すと、最近の視聴率はみすぼらしいものです。『イルパム』が苦しくなるたびに救世主のように登場する番組がありますが、『私たち結婚しました』（通称「ウギョル」）もその一つです。 ウギョルは、2008年のソルラル（旧正月）にパイロットプログラムとして放映されましたが、当初期待していた以上に成功を収め、3月から夜の時間帯に正式に編成されました。 初めて登場したカップルは4組。パイロットプログラムで、ホン・ギョンミンとペアだったソルビは、神話のエンディと呼吸を合わせて、ソ・イニョンとクラウンJ、チョン・ヒョンドンとサオリ、アレックスとシネの4カップルはソルラルから続いて縁を結ぶことになりました。ウギョルはまさに傾いていた『イルパム』の救世主でした。18％という高い視聴率を記録し、出演者たちもウギョルにより得られた人気で、芸能界に話題をさらいました。 そこで、ウギョルにこれまで出演したカップルたちを1期から順に振り返ってみたいと思います。 ▶ アレックス（韓国系カナダ人、混成グループClazziquaiのメンバー）とシネ（俳優） アルシンカップル。女性にはロマンを、男性には悪夢をプレゼントしたと評価されるカップルだ。ポラロイドカメラ、花の植木鉢、シネに読んであげた絵本などがトレンドになった。アレックスのアルバム制作の作業により出演が終了したが、ファンの声援により復帰した。長く続くように見えたが、シネと親しかったチェ・ジンシルの自殺とアレックスの背中の痛みにより出演が終了。程なくして、シネの結婚の便りが届けられた。 ▶ チョン・ヒョンドン（コメディアン）とサオリ（漢字=張 佐緖里、『美女たちのおしゃべり』でテレビに出演していた在日韓国人） 最も短命なカップルだ。チョン・ヒョンドンは多情多感なエンディ、アレックスと対比されて、多くの非難を受けた。ある意味では最も現実味に溢れたカップルだった。一部では、このカップルの早期出演終了によりウギョルのリアリティ性が弱くなったと評する。 ▶ エンディ（神話メンバー）とソルビ（歌手） エンソルカップル。本来はソルビの夫にパク・ミョンスが予定されていたが、パク・ミョンスの結婚によりエンディが投入された。家庭的なエンディが未熟なソルビをリードする雰囲気だった。カップルリング事件により多少の危機はあったが、一部では、このまま本当に付き合うのではないかという話が出回ったりしていた。 ▶ クラウンJ（米国で活動中の歌手）とソ・イニョン（ジュエリーの元メンバー） ケミカップル（アリカップル）。特集用のカップルだったが、初期のメンバーの中で最も多くの話題を作り出した。それまでバラエティ番組に適応できずにいたソ・イニョンは、ウギョルで新商品や魔女というイメージを確実に刻印させ、クラウンJも認知度を高めた。 ▶ イ・フィジェ（コメディアン）とチョ・ヨジョン（女優） アルシンカップルが途中で下車した後、MCを投入して作られたカップルだ。イ・フィジェがチョ・ヨジョンに野球の始球をする方法を教えてあげ、南怡島に旅行した後、すぐに仮想の結婚生活を終えた。 ▶ キム・ヒョンジュン（SS501メンバー）とファンボ（シャクラのメンバー） サンチュカップル。男性的なイメージを持つファンボと年下のアイドル歌手の組み合わせだと思われていたが、ファンボの意外に女性的な面が浮き彫りになり、キム・ヒョンジュンの4次元キャラクターが表れ、人気を集めた。サンチュカップルを支持したファンが多すぎて、ウギョルが終わった後もキム・ヒョンジュンとファンボの行動に意味深な視線を送るファンが多い。 ▶ チェ・ジニョン（歌手、チェ・ジンシルの弟）とイ・ヒョンジ（歌手） 17歳の年の差がある泥棒オッパと幼い新婦の組み合わせで、22歳のイ・ヒョンジがチェ・ジニョンを振り回した。7年間貯めてきた貯金箱を開けさせたのだが、ブタの貯金箱の中に入っていた金額は170万ウォンだった。チェ・ジンシルの自殺により単発で終わった。 ▶ ファニ（Fly to the Skyのメンバー、歌手）とファヨビ（R＆Bシンガー） とがったファニと、ちょっとした日常から幸せを見つける4次元女性ファヨビのカップル。ファヨビは結婚生活が波乱になると推測したが、料理も上手でピアノも弾き、ファニとそこそこいい相性を見せる。ファニがマートで二人で買い物をすることを恥ずかしがっても、ファヨビがファニについて周り、最終的にくっつくことに成功している。ファヨビの愛称が「ケットンイ」（犬の糞）だからと怒る人もいたが、ファヨビ本人は「異常に似合う」と言った。 ▶ マルコ（韓国系アルゼンチン人、俳優）とソン・ダムビ（歌手） ナイスバディとイケメンの肉体美がこのカップルの醍醐味だ。序盤からお互いに好感を持った様子を見せ、アルシンカップルに続く多情多感なロマンスを演出した。実際は、ソン・ダムビがマルコをあまり好きではなく、カメラがオフになると冷ややかなオーラが漂っていたという目撃談も伝えられている。 ▶ カンイン（スーパージュニアのメンバー）とイ・ユンジ（女優） 平凡な（？）同い年の大学生カップル。実際には一歳違いだ。おしゃべりで男らしさを誇示しようとするカンインと、落ち着いた様子のイ・ユンジが対比された。 ▶ チョン・ヒョンドン（コメディアン）とテヨン（少女時代のリーダー） 少女時代のファンたちは、怒りを爆発させながら、なぜチョン・ヒョンドンを再婚させるのか、援助交際ではないか、と不満を吐き出した。少女時代のメンバーたちが「妻の妹」という名目で共演をして、チョン・ヒョンドンが棚ぼたを享受した。チョン・ヒョンドンの現実の熱愛事実が発覚し、出演が終了した。 ▶ シン・ソンロク（バスケットボール選手出身の俳優）とキム・シニョン（コメディアン） 小心カップルというコンセプトを掴もうとするが、特に反応が得られず早目に退陣した。 ▶ チョンジン（神話メンバー）とイ・シヨン（女優、ボクサー） 真剣な夫と、家事もしながら自分の好きなことも存分に楽しむ妻だ。イ・シヨンがトランスフォーマー、レゴ、海賊船グッズ、ミリタリーの組み立てモデル（プラモデル）、ガンダム、ロボットなど、自分が集めたコレクションを公開して、オタク系の女神に急浮上した。 一方、チョンジンの女性ファンたちは、イ・シヨンの過去の写真を持ち出して整形事実を問題視するなど、余り良くない反応を見せたが、イ・シヨンが整形事実を素直に認めたうえ、自分の年齢がテレビで公開されているものより2歳も多いと率直に明かし、好感を持つ視聴者が増えた。チョンジンとイ・シヨンは映画や『無限に挑戦』の撮影現場に食べ物などを持って行くなどの姿を見せた。 出演が終わった後、チョンジンとイ・シヨンの熱愛説が勃発し、ウギョルの撮影監督はカメラの電源が切れた後も、両者の間に行き来する表情で分かったという所感を伝えた。二人は実際に恋人であることを認めたが、最終的には破局した。
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- Lim, Chul/写真=MBC放送映像キャプチャ
- 入力 2015-04-27 09:00:00
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