A. | MBCのリアリティ番組『私たち結婚しました』(以下、『ウギョル』)の制作陣が出演者を選ぶのに苦労をしているように見えます。視聴率が落ちたため、関心が少なくなり、ウギョルに出演することを望む芸能人も少し減ったようです。 そこで、ウギョルの制作陣が視聴率が少し高いMBCのもう一つのリアリティ番組『本物の男』を経てきた芸能人を交渉するような印象を受けるのも事実です。 最近、ウギョルに出演している3カップルのうち、コメディアンチョ・セホと夫婦(?)の縁を結んだFIESTARのチャオルは俳優カン・イェウォンの後を継ぎました。カン・イェウォンとチャオルは『本物の男』で女性軍人の服務を終えた後、ウギョルに合流しました。MAMAMOOのソラにバトンを渡した俳優キム・ソヨンも、虚弱な体質にもかかわず、つらい軍隊の訓練を受けた後、ウギョルに出演したという共通点があります。 また、アイドルを多く交渉して、話題集めをしているのではないかという批判もありますが、『ウギョル』のチェ・ユンジョンPDはあるインタビューで「アイドルを必ず入れようとは思っているのではない。アイドルはテレビ番組全般に出演している。だから『ウギョル』にもアイドルが多いと感じるのではないか。チャオル、ソラ、ジョタの3人はともにアイドルだが、全員イメージが異なる。アイドルを必ず入れようとしているのではなく、人物別にそれぞれの魅力を見て、マッチングしたのであって、アイドルだからと出演を依頼したのではない。『ウギョル』がこれまで海外のファンにも愛されてきた理由が、アイドルのファン達の力が大きかったと考えている。そのようなパワーは無視できないが、職業を念頭に置いて交渉しているわけではない」と答えています。 ▶ チョ・セホ & チャオル この世のことは、分かりそうでも分からないものです。ヤンベジュ(韓国語でキャベツという意味)という芸名で活動していた当時にはあまり注目を集めることのできなかったコメディアンが、芸名を変えてから超売れっ子になり、仮想夫婦とはいえ5歳年下の綺麗な歌手を妻に迎えたのですから。
『ラジオスター』に出演して、知っているふりをするキム・グラに「知らなければ知らないと言えばいい、訳もなく知っているふりをしないで」と言ってキム・グラを黙らせ、放送が終わった次の日までNAVERのリアルタイム検索キーワードで1位を獲得しました。このような姿が気に入ったキム・グラは、チャオルのサポートをときおりしています。 チョ・セホもキム・グラが後押しする後輩なので、このカップルの出会いは、キム・グラのおかげだと解釈もすることもできます。とにかくあまり似合いそうでなかったこのカップルは、最近ロマンチックな姿を見せています。 チャオルの誕生日を迎えて、チョ・セホは不慣でもネックレスが登場するマジック、愛を表現するハートマジックを見せて、感動をプレゼントしました。チャオルはサプライズでチョ・セホの頬にキスをして、2人はきつくお互いを抱きしめ合いました。おそらく、少しは中国のにおいがするチョ・セホにチャオルが惹かれたのかもしれません。たとえ漫画から飛び出して来たような、顔も体型も少し残念なチョ・セホだとしても、自分には勿体無いと、心から接してくれる人に心が動いたかもしれません。 ▶ エリック・ナム & ソラ(MAMAMOO) 高い人気を謳歌していたクァク・シヤン&キム・ソヨンカップルが降板した後、新たに登場したカップルです。
エリック・ナムは米国で生まれたため、英語は当然ネイティブスピーカーレベルです。その上、スペイン語と中国語もそれなりにできて、最近は日本語も学んでいるそうです。語学力のおかげで、MBC『セクションTV芸能通信』のレポーターに抜擢され、韓国に来た数多くの海外セレブのインタビューを引き受けました。エリック・ナムがインタビューした対象は、『アメイジング・スパイダーマン2』でエレクトロ役を演じたジェイミー・フォックス、ロバート・ダウニー・ジュニア、マット・デイモン、アマンダ・サイフリッド、パリス・ヒルトンなどです。 ジェイミー・フォックスは、インタビューをした後、エリック・ナムのデビュー曲『Heaven`s Door』を一緒に歌い、マット・デイモンは「韓国にいる間に印象深いMCに会った」という言葉を残しました。手に負えないパーティーガールとして有名なパリス・ヒルトンとのインタビューでは、彼女の率直な面を引き出し「全く別人と知り合いになった気分だった」という反応を見せました。
その日、インターネットでは「キム・シニョンがバーバラ・パルヴィンを制した」という冗談も出回りました。エリック・ナムは3年間独り暮らしをしているのですが、細やかな料理、掃除、家事をする家庭的な姿に加え、米国に住んでいる母親にビデオ通話でお祝いの歌を歌ってあげるシーンまで映し出され「憧れのお婿さん」と言われています。 「1家庭 1エリック・ナム」という言葉まで作られ、男性の嫉妬を誘発した彼が迎えたパートナーがMAMAMOOのソラ(キム・ヨンソン)です。ソラは「ドレミファソラシド」から取ったソラです。もともとはドレミにしようとしたそうですが、メンバーの反対が激しくソラにしたそうです。 ソラのもともとの夢は、飛行機の乗務員だったのですが、夢をあきらめで弘大の道端で歌のイベントに参加して、キャスティングされました。歌手生活のスタートが同年代アイドル歌手よりも遅いうえ、親の反対も激しく、練習生時代にかなり苦労したそうです。練習生時代、ややぎこちない仲のフィインと一緒にご飯を食べるために炊飯器にあったご飯をすべて使って、チャジャンご飯に作ったところ、よりによってフィインがチャジャンご飯が嫌いで、そのご飯をひとりですべて食べたこともあるそうです。 デビュー前の情報に関しては知られているものがなく「もしかして、北から来た人なのでは?」という冗談までされるソラは、笑顔が魅力的です。 エリック・ナムとソラは仮想カップルとして結ばれた後、初めは手が触れただけでも驚くほど緊張していましたが、今ではとてもお似合いのカップルです。2人のスキンシップを積極的に誘導した制作陣のおかげでもあるようです。 ▶ ジョタ(MADTOWN) & キム・ジンギョン 現在出演しているカップルの中で最も遅く合流したチームです。
ジョタはパラグライダーで約束の場所に到着したのですが、キム・ジンギョンを見つけることができませんでした。彼女もパラグライダーに乗るために、山の頂上にいたからです。一歩遅れてパラグライダーに乗って降りてきたキム・ジンギョンを見て、ジョタの口がぽかんと開きました。急いで走って行った彼は膝のサポーターを緩め、周囲に飛んでいる虫を追い払い、彼女が座る場所にジャケットを脱いであらかじめ敷いてあげる、親切さを見せたのです。 全国柔道大会で金メダルを取るほどの実力を持っている柔道選手出身であるうえ、マナーまでしっかりと身についているため、どれほど頼りがいがあるでしょうか。新居に遊びに来たキム・ジンギョンの母親と姉にも直接作った料理をもてなして、義母(?)の心を奪ってしまいました。 キム・ジンギョンの母親は「私がお婿さんに会ったら、言ってみたい呼び名があった」とジョタに「息子」と呼びかけ、キム・ジンギョンとジョタの相性を占ったという話も始めました。 「2人の今年の恋愛運は最高らしいわよ」 キム・ジンギョンは恥ずかしがり、ジョタは意味深な笑顔を見せました。 キム・ジンギョンは『挑戦スーパーモデル・コリア』出身のモデルです。ソ・イングクのミュージックビデオにも出演しています。このことを知ったジョタはソ・イングクとキスシーンを撮ったことに言及して、嫉妬する姿を見せました。 彼らの前に出演していた、ユク・ソンジェ&ジョイカップルが甘甘カップルとして愛されていたのですが、第二の甘甘カップルになるのではないかと予想されています。 『ウギョル』でジョタは理想のタイプが伸長の高い女性で、キム・ジンギョンがジョタの理想のタイプにぴったり当てはまるとインタビューで答えています。また、キム・ジンギョンが露出度の高い衣装を着ると気にしたり、自分の服で隠したりするため、視聴者からは本当に付き合っているのではないかと疑われたりもしているそうです。 そんな2人がうらやましかったのでしょうか。キム・ジンギョンの姉は「梨泰院に行くと、挨拶をしてくる男性が多い」と、キム・ジンギョンの男友達が多いという事実を暴露しました。 ▶ 「ウギョル」シリーズの記事 ・「私たち結婚しました(ウギョル)」歴代カップルを振り返る(第1期 / 全4期) ・「私たち結婚しました(ウギョル)」歴代カップルを振り返る(第2期 / 全4期) ・「私たち結婚しました(ウギョル)」歴代カップルを振り返る(第3期 / 全4期) ・「私たち結婚しました(ウギョル)」歴代カップルを振り返る(第4期 パート① / 全4期) ・「私たち結婚しました(ウギョル)」歴代カップルを振り返る(第4期 パート② / 全4期) ・「私たち結婚しました(ウギョル)」歴代カップルを振り返る(第4期 パート③ / 全4期) ・「私たち結婚しました(ウギョル)」歴代カップルを振り返る(世界版 / 番外編) |