Q.「私たち結婚しました（ウギョル）」歴代カップルを振り返る（第4期 パート② / 全4期）
| A. | 「オンニ（お姉さん）、私のこと気に入らないでしょう」という言葉を覚えていますか。（詳しくはこちら）女優が先輩を見下すような態度を見せて問題となった発言ですが、この言葉を発した当事者が『私たち結婚しました（ウギョル）』に出演していたときから、視聴率が急落し始めました。 もちろん、その前も、あまり良い成績を記録していたとは言えません。この番組は、芸能人の私生活を覗き見たい視聴者の心理を刺激し、本当ではないようで本当のような状況を設定して、寝るとき以外は芸能人が仮想夫婦の生活を見せてくれる楽しさをプレゼントしてくれます。 もちろんリアリティが命です。出演した俳優や歌手の不自然な言葉、誇張された体の動きも視聴者をイライラさせますが、台本によって演技しているようだと感じさせてしまうと、見る楽しみが半減してしまうでしょう。また、出演者たちの熱愛報道は非常に致命的です。 「ちょっと、夫（もちろん仮想夫だけれども）を差し置いて、他の人と付き合ってただなんて」と、すぐにこのような言葉が出回るでしょう。本命は別にあったのね、と。これでは仮想夫婦を見る楽しみが何もありません。人々は熱愛スキャンダルを報道したメディアに集まっていくことでしょう。 すでにこのような危機を何度も迎えてきたうえに、世論の反応が良くないイェウォンの出演を強行していたため、ウギョルの視聴率は、いつのまにか底すれすれを行き来するようになりました。 とにかく、視聴率を引き上げなければならという絶対絶命の課題を解決してくれる、新鮮な出演者が必要でした。幸いなことに、MBCには視聴者が軍生活を覗き見ることができる別のバラエティ番組である『本物の男』があります。男性や女性が、ものすごく苦労する番組です。特に女性芸能人が地べたを這う姿を見ると、自然にいたたましい心が沸きます。彼女たちの純粋な姿を見ることもできます。 MBCは『本物の男』で人気を集めた芸能人をウギョルに新しい命を吹き込む出演者として決定したようです。2015年10月12日現在、ウギョルに出てくる3組、6人の出演者のうち、3人が『本物の男』の出演経験を持っています。今、最も株価を上げているアイドル歌手のユク・ソンジェと俳優カン・イェウォン、俳優キム・ソヨンが、その主人公です。3人の『本物の男』出演者に1人ずつペアを合わせた格好です。 彼ら3人がウギョルの視聴率を高めてくれることができるでしょうか？そうですね。数日前には、プロ野球ゲームが延長戦に入ったため、果敢に（？）ウギョル放映をキャンセルしたところを見ると、制作陣や放送局もあまり期待をしていないようでもあります。 ▶ ユク・ソンジェとジョイ CUBEエンターテイメント所属の7人組アイドルグループの末っ子であるユク・ソンジェは、出演するドラマやバラエティで活躍する姿を見せて、期待のブルーチップとして浮上しています。『本物の男』にも3カ月程度出演した経歴があります。 ユク・ソンジェの仮想妻はSMエンターテイメントの5人組ガールズグループRed Velvetのリードラッパーであるジョイ（本名：朴秀英）。彼女はSMの予備スタープログラムであるSM Rookiesを介して入門した残りのメンバーとは異なり、伝統的なトレーニング方法を介してデビューしました。だからSMが押しているようにも見えます。 とにかく、二人の幼い恋人は、初回から鳥肌がたつような甘ーいシーンを見せてくれています。あまりにもストレートな愛情表現に、台本を受け取ったのではないかという疑いも買うほどです。 上の写真は、運転免許試験を受けるジョイを応援するためにたずねてきたユク・ソンジェにジョイが「私、変わったところない？」と質問しているシーンです。多くの女性が質問し、多くの男性が最も困る質問ですね。些細なことに命をかける男性はあまりないませんから、正解をあてられる男性もあまりいないのですが、とにかくしばらく悩んでいたユク・ソンジェは「ヘアースタイル」と答えましたが、結果は「不正解」。間違っていました。 表情が暗くなったジョイは髪を後ろに流して、正解を誘導したのですが、髪を後ろに持って行ったところ、過去にユク・ソンジェがプレゼントしたマイクの形のイヤリングが見えました。 二人でホラー映画を見に行ったときに、ホラー映画を怖がるユク・ソンジェがついにはジョイの手をつかんで、胸に抱いて涙声で話したりして、ファンたちの嫉妬心を誘発したという裏話も聞こえます。 ▶ オ・ミンソクとカン・イェウォン その後、しばらく潜伏しているように見えましたが、1年ぶりにカン・イェウォンという芸名で活動を再開しました。韓国で1千万人の観客を動員した映画『TSUNAMI -ツナミ-（原題：海雲台）』にも出演したので、名前を変えた効果があったようです。彼女は『本物の男』で非常に苦労しました。 そのおかげで、35歳の同い年の俳優オ・ミンソクと仮想のペアとなることができました。カン・イェウォンに対する視聴者の反応はとても良いとは言えません。まず、彼女がSM所属というのが問題となります。なぜ、ウギョルはSM所属芸能人にこだわっているのか、というのが、視聴者が持つ疑惑なのですが、キャスティングできる芸能人がいない場合は、それでも供給源になってくれたSMが、制作陣としてはありがたくもあるでしょうから、これは簡単ではない問題ですね。 オ・ミンソクはtvNのドラマ『未生』に出演して人気が高くなりました。 幼くはない二人ですから、交わす会話のレベルも違います。車に乗っているとき、オ・ミンソクが自分は周囲の人の耳を触る習慣があると言うと、カン・イェウォンが「私を触ればいい」と、とても簡単に話ました。上記の写真は、そのシーンです。 カン・イェウォンが「ビキニワックスをしたことがあるか」と質問すると、オ・ミンソクは「全部脱ぐやつだよね」と慌てました。時には透けるセクシーな装いをして現れ、オ・ミンソクの胸をときめかせるカン・イェウォン。オ・ミンソクの母親は、モバイルメッセンジャーのプロフィール写真をカン・イェウォンに変えたそうです。 まだ結婚していない息子が、このような機会でもつかむことを願う心があるのでしょうか？ ▶ キム・ソヨンとクァク・シヤン 中学校時代に俳優としてデビューしたキム・ソヨンは、20年の芸能界での空白にもかかわらず、まだ純白のイメージを持っています。 『本物の男』でも視聴者の好感を得ました。 おそらく制作陣がキム・ソヨンを投入したのは、ウギョルを復活させてほしいという切実な願いがあってのことでしょう。30代半ばにも20代の初々しさを持つキム・ソヨンは、仮想夫婦が現実につながるかもしれないという可能性、そのときめきを伝えることができる最適な女優として選ばれます。 出演者たちの熱愛説により致命傷を受けたウギョルとしては、キム・ソヨンが起死回生のチャンスでした。しかし、7歳年下の新人俳優クァク・シヤンがペアに決まりながら、すでに視聴者の期待の半分ははずれた状態です。 まだ二人はラブラブなデートを楽しんでいます。結婚すればマートの試食コーナーで食べてみたいという願いも成就し、カートを押すときに腕を組んでほしいという夫の要求に、照れながらも幸せな笑顔も見せたました。料理が上手ではないキム・ソヨンがキッチンでキムチチゲを作っていると、必要な道具を準備してあげるクァク・シヤンの姿だけを見れば、幸せな新婚夫婦の家を覗き見ているようでもあります。 視聴者は2人が100日の契約期間を終えても関係を続けるのか、興味津々の状態です。 ▶ ウギョルシリーズの記事 ・「私たち結婚しました（ウギョル）」歴代カップルを振り返る（第1期 / 全4期） ・「私たち結婚しました（ウギョル）」歴代カップルを振り返る（第2期 / 全4期） ・「私たち結婚しました（ウギョル）」歴代カップルを振り返る（第3期 / 全4期） ・「私たち結婚しました（ウギョル）」歴代カップルを振り返る（第4期 パート① / 全4期） ・「私たち結婚しました（ウギョル）」歴代カップルを振り返る（第4期 パート② / 全4期） ・「私たち結婚しました（ウギョル）」歴代カップルを振り返る（第4期 パート③ / 全4期）（←現在出演中のカップルはこちら） ・「私たち結婚しました（ウギョル）」歴代カップルを振り返る（世界版 / 番外編） |
- Lim, Chul / 写真=MBC放送画面キャプチャー
- 入力 2015-10-12 00:00:00
Copyright O2CNI All rights reserved.
