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ディスプレイメーカー各社、自動車部品事業の強化を宣言…CES 2015


自動車とIT間の融合が加速化しつつ、自動車部品市場ではIT・電子企業間の競争が加熱している。

5日(現地時間)、米国ラスベガスで開かれたCES(世界家電展示会)2015プレイベントで、LGディスプレイ、ソニー、パナソニック、シャープなどが相次いで自動車部品事業の強化を宣言した。

LGディスプレイも今年、ラスベガスのベラージオホテルに自動車用ディスプレイ製品を別途に展示するスペースを設けるほど、自動車部品市場に未来をかけた。 韓相範(ハン・サンボム)LGディスプレイ社長は、「現在は日本企業が市場シェア1位を占めているが、2016年にはLGディスプレイが1位になれるだろう」とし、「車両用ディスプレイ市場でも高仕様製品の採用比重を高め、プラスチックOLEDに基盤したインストルメントパネルを出荷するなど、技術や製品を差別化する計画」だと語った。LGディスプレイは現在、韓国の現代・起亜自動車だけでなく、GMやフォードなど世界的な自動車メーカーにも車両用ディスプレイを納入して、車両用ディスプレイ市場で世界3位を占めている。

ソニーも自動車部品市場に参入した。平井一夫ソニーCEO兼社長は5日、プレスカンファレンスで「ソニーも今年、画像センシング技術を自動車に連結させた車両用の高級センサーを登場させる予定」だとし、「この市場は2020年に1億2000万台まで成長する可能性がある」と強調した。

パナソニックはこの日のプレスカンファレンスで、電気自動車バッテリーの供給を増やすという計画を発表した。特にバッテリーを独占供給している電気自動車の専門メーカーテスラ(Tesla Motors)に対しては、2020年までに年間50万台にバッテリーを納品するだろうと述べた。

シャープは記者会見を通じて、ディスプレイは角型という固定観念を破り、枠(ベゼル)のない無定形のディスプレイを開発し、今後は車両用ディスプレイとして商用化する予定だと語った。
  • 企画取材チーム:ラスベガス=イ・ジンミョン次長/ハン・エギョン記者/ソン・ジェグォン記者/イ・ギョンジン記者/MBN=パク・トンイル記者/ソウル=チョン・スンファン記者
  • 入力 2015-01-07 04:01:02




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