Q.[韓国の兵役] 社会服務要員(公益)について④:常勤予備役と社会服務要員の違い

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A. ※この記事は「[韓国の兵役] 社会服務要員(公益)について③:補充役・公益・免除になる基準」の続きです。

公益勤務要員が防衛(パンウィ)と呼ばれた時代、役場で勤務する防衛の主な業務は、予備軍に召集通知書を渡して、訓練場で雑用を引き受けるというものでした。

今では、そのような仕事はしていません。予備軍に関連する業務は、常勤予備役が引き受けます。常勤予備役は、自宅から通勤する兵士です。兵士に区分されているだけに、徴兵検査の評価も若干高いです。社会服務要員は4級であるのに対し、常勤予備役は、主に徴兵検査で3級判定を受けた人々が編入されます。

現役で入隊した軍人たちは、社会服務要員に対してもあまりいい顔をしませんが、常勤予備役に対する感情もあまり良くありません。以前、ある兵士がインターネットに「常勤予備役も軍人だ」という文を投稿しましたが、「常勤のどこが軍人なのか」というコメント爆弾を浴び、怒られたこともあります。なぜかというと、常勤予備役は自宅から通勤する軍人だからです。軍生活の中で最も過酷な部分は内務班での生活ですが、常勤は内務生活がないから地獄を見ることもないということです。

家から通勤するのは同じですが、常勤予備役と社会服務要員がする仕事や身分には克明な違いがあります。実は、この話は高齢の韓国人もあまり知りません。公益要員、社会服務要員までは知っていても、常勤予備役という言葉は非常に耳慣れません。

一般人、特に女性は、常勤予備役と社会服務要員をほとんど区別することができないでしょう。

住民自治センター、かつて洞事務所(トンサムソ)と呼ばれていたところですが、とにかく役場で勤務する常勤予備役は、兵役、広い意味では国防に関連した仕事をするのに対し、社会服務要員、つまり名前を変更する前の公益は公務員を手伝って雑用をこなします。昔、防衛と呼ばれた軍人たちがしていたことは、今では常勤予備役が担っているわけです。

常勤予備役の服務期間は、陸軍兵士と同じ1年9カ月と、社会服務要員の2年よりも短いのに、除隊するときには兵長の階級をもらいます。社会服務要員は最も低い二等兵から進級する可能性は皆無です。

しかし、社会服務要員が常勤予備役をひたすらうらやましがるのでもありません。常勤の中には、軍部隊で、現役兵のように働いている兵士たちもいるからです。衛兵所や弾薬庫を守ったり、現役兵が不足しているときにその穴を埋めたりもするので、どこに配置されるがによって差が激しく出ます。

おそらく、軍隊に行く年齢になった青年のなかには、社会服務要員より常勤予備役になりたいというと願う人もいるでしょう。しかし、常勤予備役になるのは非常に難しいことです。まず、学歴が低くなくてはいけません。大学の敷居を少しでも越えてしまっては、​​常勤予備役の近くにも行くことができません。犯罪を犯して刑務所に閉じ込められた経歴があると、常勤予備役に編入される可能性があります。子どもがいても常勤予備役に選ばれやすくなります。

高校を卒業した後、早く結婚して子どもを持ち、生計のために仕事に飛び込んだとすれば、常勤予備役候補1位です。だからと言って、軍生活を少しでも楽に送りたいからと、大学進学もあきらめて、早目に結婚する男がまああまりいないでしょう。

低学歴を優先的に考慮するため、大学入試に落ちた後、浪人中に常勤予備役の通知を受けた縁起の良い人もたまにいるそうです。兵役を終えた後、目的の大学に入りさえすればいいわけですね。常勤予備役の中には高校も卒業せずに闇の世界にいた人、社会不適応者、幼い年齢で家の大黒柱になった人、信じられないほど年齢の多いおじさん、70歳を越えた親を世話する人など、いろいろな事情を抱えた人がいるそうです。

常勤予備役は軍人身分であるため、営利行為をすることができませんが、子を養う家長である場合には、部隊長の裁量でアルバイト程度は許してくれるそうです。

このように説明を並べても、まだ混乱していますか。「常勤予備役は兵士だが、社会服務要員は軍人ではない」という点を覚えおいてください。「軍に行く代わりに望みもしないところで働いているのに、何を言っているのか」と疑問に感じるかもしれませんが、兵役法上、厳然たる事実です。ただし勤務が終わる瞬間まで兵務庁で監査を行います。

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兵務庁は、人材が必要な国の機関や自治体、社会福祉施設、民間企業に人材を供給してあげる派遣業者と同じような働きをします。自治体や国税庁などが、人材が必要だと申請すれば、補充役を送ってくれるわけです。社会服務要員は、配置を受けた後、所属機関の指揮監督を受けることになります。

身分もあいまいで、社会から冷たい視線で見られるのが嫌で、むしろ現役で行くことを望む社会服務要員もたまにいます。しかし、社会服務要員として勤務をしてから現役に戻ることのできる方法はほとんどありません。勤務をする前に、再度徴兵検査を受けなければなりません。実際に、社会服務要員として服務を終えた後、補充役判定の原因だった病気が治癒されたからと、現役で再入隊を希望したが拒否された事例もあります。悔しいと、憲法訴訟も提訴しましたが棄却され、望んでいた現役軍人の道は、最終的に挫折してしまいました。

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ワールドスターPSYの場合、補充役として勤務を終えた後、勤務を誠実に履行しなかったという理由再び軍に入隊しましたが、「このケースはまた何だ」と思われるかもしれませんね。PSYは、社会服務要員ではなく、産業技能要員として勤務したため、こうなったのですが、産業機能要員とはまた何なのか。産業機能要員は、補充役の種類の一つですがこれは次回に紹介します。

産業機能要員は服務時間に勤務地を離脱したり、無断欠勤をすると解雇をされて、再び軍に連行されて行きますが、社会服務要員は離脱や無断欠勤をすると、1日当たり5日ずつ服務期間が長くなります。捕まって閉じ込められるよりもはるかに恐ろしいですね。

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  • Lim, Chul
  • 入力 2016-05-04 00:00:00

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